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支出の最適化によりダイエットする方法

突然ですが皆さんは社会人になってから,どれくらい体重が増えたでしょうか?

私は学生時代に比べて,というより就職活動を始めてから5kg以上体重が増えました.

部活をやっていた高校時代から身長は全く変わっていないのですが,体重は10kg 以上増えてしまいました.挙句の果てには,入社前の健康診断では再検査項目が複数出てくるなど,散々な結果でした.

大学院時代は,朝早くから夜遅くまで研究室に籠りっぱなしでしたし,食生活にまで気を配る余裕が全くと言っていいほどありませんでした.当時の食生活を振り返ってみると,朝・昼・晩セブンイレブン,なんなら夜遅くお腹が空いた等と言って,夜食まで食べていた記憶があります.

中々に孤独な研究生活だったため,正直かなりストレスが溜まっていました.そのストレス解消方法として,食事を沢山摂っていたのではないかと思います.

社会人になって,最近は色々健康についても考える機会が増えてきましたので,私なりに辿り着いたダイエットの最適解について皆さんに考えを共有したいと思います.社会人になりたての方,社会人になって体重が増えてしまった方の参考になれば幸いです.

結論から先に言ってしまうと,その方法とは支出の最適化をすることです.もっと平たく言ってしまえば,貯金をしましょうということになります.

なぜ,貯金をするとダイエットをすることができるのか.その理由をこれから説明していきます.

皆さんが減らそうと頑張っているお腹の贅肉ですが,これは食べた食べ物のエネルギーを消費しきれなかった分が,お腹に蓄えられた結果として出来上がるものです.皆さんご存知の通り,食べたエネルギーより消費するエネルギーが多かったら太ることはないはずなんですね.

食べた分のカロリー < 消費したエネルギー

の状態になれば決して太ることはないはずです.とは言っても,お腹が空いたらいっぱい食べたいし,甘いスイーツなんかも心置きなく食べたいという方も多いと思います.その結果ダイエットすることができない汗

そこで私が提案したいのが,できる限り節約して,お腹に蓄えている贅肉を株式(企業の経営権)に変えませんか? ということです.

いきなり突飛なことを書いてしまいましたが,贅肉が無駄であるということは,皆さん共通認識としてお持ちかと思います.BMIが極端に多くなると生活習慣病に罹りやすくなりますし,ある日突然体調不良になってしまうなんてことにもなりかねません.

節約を意識すると何が良いかというと,無駄な出費を切り詰めて生活するようになります.贅肉は無駄なものに該当するので,普段の生活の中で切り詰める対象になります笑.

実際に私は今,節約を意識して生活しているのですが,節約を意識して支出の最適化を図ると生活がどのように変化するか例を挙げましょう.

  1. コンビニを利用しなくなる
  2. 自動販売機を利用しなくなる
  3. 水筒を持ち歩くようになる
  4. 無駄な買い物をしなくなる
  5. 大食いしなくなる
  6. 目的地まで短い距離であれば歩くようになる
  7. 洋服を毎シーズン買い換えなくなる
  8. スタバに行かなくなる

パッと思いつくだけで,これだけありました.最近は潜在意識にまで刷り込まれているので,これ以外にもあるかもしれません.上記には若干重複している要素もありますが,ご容赦ください.

まず1ですが,コンビニを気軽に利用しなくなります.コンビニは確かに便利ですが,価格はスーパーに比べてどれも割高です.貯金・節約を意識するなら利用すべきではありません.また,少し考えてみてほしいのですが,皆さんがコンビニで買う商品というのは大体食べ物や飲み物ですよね? 少しお腹が空いた時にパンを買う,少し喉が渇いた時にジュースを買う.これらの行為を無くすだけで,支出の最適化,摂取するエネルギーの最適化を図ることができます,

次に2ですが,自動販売機を利用することがなくなります.自動販売機で売っている飲み物の価格というのは,コンビニと同等,下手したらコンビニよりも割高な場合があります.自動販売機で買うことをやめると心に決めるだけで,相当な額を節約できる方も多いのではないでしょうか.そもそも,自動販売機を利用するシチュエーションを考えてみると,外出先でどうしても喉が渇いた時だと思います.好き好んで自動販売機で買い物をする人はあまりいません.割高なことを皆さん知っているからです.

ではどうすればいいのかというと,3番に関わってくるのですが水筒を持ち歩けばいいのです.外出する時は,水筒を持参することを意識しましょう.夏場は特に意識した方がいいです.水筒を持参することで外出先で自動販売機を利用しなければいけない機会は消滅します.自宅から浄水器の水を水筒に入れることで,節約に繋がりますし,ペットボトルごみの削減にも繋がるのでSDGs的にも良いでしょう.外出先で適度な水分補給もできますし,デメリットは見当たりません.

4番は,「無駄な買い物をしなくなる」ですが,これは文字通り,使わないものを買わなくなるという意味です.個人的には,節約・貯金を意識し始めてから,物を買うことがなくなりました.その代わり,経験やサービスにものを使うことが増えた気がします.具体的なサービスを挙げると,日経オンラインであったり,オンライン英会話等ですね.私は元々ガジェットや服が好きだったのですが,後で振り返ってみると使わないものも多いです.洋服なんかは特に全然着ないで売ってしまったりすことが多いので,このあたりは徹底的に見直しました.一方,そこを節約するようになったおかげで,友人との旅行や英会話なんかの自己研鑽に心置きなくお金を使えるようになりました.何にお金を使うかは人次第だと思いますが,少なくとも目的意識を持って買い物をした方がいいかと個人的は考えています.

5番は,レストラン等で外食する際,必要以上に多く食べることがなくなります.居酒屋などで,必要以上に多く注文してしまい,結局食べきれなかったという経験,皆さんはありませんか? 筆者は,居酒屋では食べたいものを際限なく頼んでいましたし,定食屋さんで大盛り無料になっていたらお得そうだから大盛り無料にしていました.結局後悔することも多いのですよね.必要以上に食べ物を食べることでカロリーの過剰摂取に繋がりますし,健康にも悪いです.自分にとって,必要十分な食べ物を把握し,健康に気を配りましょう.食べ過ぎは,百害あって一利なしです.先日,ニュース記事を読んだのですが,独身男性はラーメンや焼肉を食べる機会が多く,健康を害しやすい傾向にあるとのことです.エンゲル係数も高めになりやすい傾向にあるので,もし今現在食べ過ぎている自覚のある方は,支出最適化をすることで,積極的に健康増進を図っていきましょう.

6番目は,「目的地まで短い距離であれば歩くようにする」です.これには2つのメリットがあります.1つ目は,歩くことによる健康増進効果です.近年,テレワークが普及したことにより,平日はずっと家に引きこもってお仕事をされている方も多いのではないでしょうか.周知の事実ですが,一日中座りっぱなしは健康に良くありません.一説によれば1日2000歩(1.4km)歩くことで寝たきりの予防に繋がり,1日5000歩(3.5km),歩くことで認知症や心疾患,要介護,脳卒中の予防につ繋がり,1日8000歩(5.6km)歩くことで脂質異常症,糖尿病,高血圧の予防につなげることができます.何が言いたいのかというと,歩くことは健康に良いということです.都内であれば多くの方が地下鉄を利用していると思いますが,地下鉄で10~20分の距離は意外と歩ける距離であることが多いです.平日,お仕事で座りっぱなしの分,休日にウォーキングで運動してみるのはいかがでしょうか.電車賃の節約に繋がりますし,何より健康寿命を長期化することに貢献するはずです.

7番目は,洋服を毎シーズン買い換えなくなる,です.皆さんは洋服をどれくらいの頻度で買われるでしょうか.私は洋服が大好きなので,以前は毎シーズン買い換えていました.この記事は,半分過去の私に向けて書いています.世の中にはトレンドや流行りの色,着こなし方といったものが存在します.ハイブランド,メゾンと言われるブランドが,毎シーズン,コレクションを行い,トレンドを作り,それが大衆化されていくことでトレンドの波が生まれるのです.これは何のために生まれるのかというと,あくまで私個人の考え方ですが,価値観の変化とマーケティングが原因だと考えています.今の時代にブランド側が訴えたい思い(最近だとSDGsなんかが流行っていますね)をコレクションに表現し,支持を受けた考え方やデザインが大衆化されていくと考えています.もう1つがマーケティングですが,これは文字通り,物を売るためです.常に同じようなものを売り続けていては,顧客に「同じような洋服を既に持っているし,今シーズンは買う必要がないか」と思われてしまいます.服飾業界にとって,これは何のメリットも生み出しませんから,ブランドはこぞって皆トレンドというものを生み出すのです.これが大きな流れとなり,「今シーズンは赤色が流行っている」だとか「今シーズンのトレンドはビッグシルエットだ」とか巷で騒がれるわけです.ここで,一つ疑問ですが,私たちはトレンドに乗る必要があるのでしょうか.あくまで個人の趣味嗜好によりますが,特段洋服に興味がない,もしくは支出最適化のプライオリティが高いという方は,毎シーズン洋服を買い換える必要はないでしょう.3年おき程度で十分だと思います.古着をオシャレに着こなしている方も多くいるので,そういう意味ではできるだけ洋服を買わないという選択肢もありだと思います.SDGs的にも,結局は何も買わないのが環境的には一番良いはずなのです(暴論であることは重々承知しています).

最後の8番目は,スタバに行かなくなる,です.例としてスタバを出してしまっていますが,スタバを悪者にしたいわけではありません.むしろ私はスタバ大好きな人間です.ここで言いたいことは,お金を使うときに思考停止になってしまわないで,きちんと考えた上でお金を使いましょうということです.私は昔,在宅勤務をしていた頃に,「ちょっと休憩」とかなんとか言って,散歩がてらスタバに行っていました.特に何も考えずスタバに入店し,ドリンクとフードを1つずつ購入し,家に戻るといったことを週2-3回繰り返していました.今考えると本当に無駄なことを繰り返していたなと思います.気晴らしに散歩することが目的なら,わざわざ一回確実に500円以上するスタバに行かずとも,もっと安い薬局で事足りますし,もっと言えばお店に寄る必要もないわけです.家の周りを運動がてら,10分程度散歩して戻れば目的は達成されるのですよね.「スタバに行くから,ついでに散歩をするんだ」というマインドではなく,「気分転換のために散歩をする,無駄な出費はしない」というマインドで過ごせば,節約は今までよりさらに捗ることでしょう.当然ですが,友達との待ち合わせのためにスタバを使いたい,勉強するためにスタバに行く,季節限定のドリンクが飲みたくてスタバに行く,等の理由でカフェに行くことは全く悪いことではありません.私が言いたいことは,自分の支出に意味を持たせるため,よく考えた上でお金を使いましょう,ということです.もちろん,不必要にカフェに行くことがなくなることで,摂取カロリーが少なくなり,最近少し痩せたというのは言うまでもありません.

以上,書きたいことを書いてきましたが,いかがでしょうか.支出最適化を意識することで,健康な生活を送れることがお分かりいただけたかと思います.一部ダイエットには関係ない内容もありましたがご容赦ください.支出最適化は間違いなく,我々の健康を増進し,さらに節約にも繋がると考えています.

節約して貯金したお金は,株式等に変えると良いでしょう.高配当株等に投資することで,お金にお金を生み出してもらうことができます.支出最適化により,ダイエット&貯金 → 株式投資の流れにすることで,より健康に経済的にも楽に生活が送れることと思います. 

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